こんにちは!うーしーです。
2020年に続き、2021年もさまざまなチェーン店で代替肉を使った商品が発売されました。
そこで今回は、2021年下半期に発売された代替肉バーガー4種類を実食レビューします!
ドトール「全粒粉サンド 大豆ミート~柚子胡椒豆乳ソース~」
1つ目はドトールが9月2日に発売した
「全粒粉サンド 大豆ミート~柚子胡椒豆乳ソース~」
です。
ドトールの大豆ミートを使ったサンドは
2020年9月に発売された「全粒粉サンド 大豆ミート ~和風トマトのソース~」
に続く、第2弾となります。
大豆ミートハンバーグには卵や乳製品が使用されています。
価格は360円、カロリーは303kcalです。
きんぴらの甘みと、マヨネーズのようなまろやかさのある豆乳ソースでしっかり目の味付けです。
柚子胡椒のピリッとした後味も感じ、きんぴらとよく合いました。
大豆ミートパティは柔らかい食感です。
滑らかな部分が多く、たまに粒感も感じます。
肉と比べるとたしかにさっぱり目ですが、食感は十分に再現されていました。
ソースと食べると大豆ミートのさっぱり感は特に目立ちませんでした。
また、和風な味のソースが大豆ミートとマッチしており、代替肉メニューならではの工夫が感じられました。
【実食レビュー】ドトールの全粒粉サンド 大豆ミート~柚子胡椒豆乳ソース~
モスバーガー「グリーンバーガー テリヤキ」
2つ目はモスバーガーが9月22日に発売した
「グリーンバーガー テリヤキ」
です。
モスバーガーでは2015年からソイパティのハンバーガーを販売しています。
そして、今回の「グリーンバーガー テリヤキ」は、2020年3月に”環境にも身体にも優しいバーガー”として発売した「グリーンバーガー」のテリヤキ味バージョンです。
動物性食材、五葷不使用のプラントベース商品となっています。
価格は580円で、カロリーは340kcalです。
プラントベースのテリヤキソースはパンチのある甘辛味で、植物性マヨネーズも酸味とまろやかさがしっかりあり、全体としては物足りなさがないどころか、クセになる味わいです。
ソイパティは適度な弾力があり、刻み玉ねぎの食感もあります。
肉肉しさはありませんが、大豆の匂いも特に感じず、野菜たっぷりの中でも埋もれない味と食感です。
値段に対してボリュームはやや控えめですが、テリヤキ味には満足でした。
【実食レビュー】モスバーガーのグリーンバーガー テリヤキ プラントベースでモス伝統の味
コメダ珈琲店「大豆ハムカツバーガー」※現在は販売終了
3つ目はコメダ珈琲店が10月20日から季節限定で発売した
「大豆ハムカツバーガー」
です。
コメダ珈琲の新商品・キャンペーン情報
コメダには銀座にあるプラントベースメニューのみを扱う新業態「コメダイズ」があり、そこでは代替肉のメニューが豊富にあります。しかし、通常のコメダに代替肉メニューが登場するのはおそらく初めてです。
コメダは2019年の同じ時期に「ハムカツバーガー」を発売しており、この2年で環境志向や健康志向による代替肉需要が高まったことが感じられます。
【保存版】大手カフェチェーンの代替肉サンドをまとめてみた
動物性食材を含む商品となっています。
価格は580〜610円で、カロリーは717kcalです。
片手で2分の1を覆うのがやっとというほどの、とにかく大きな”コメダサイズ”です。
大豆ハムカツは断面がしっかりピンク色で、見た目はしっかり”ハム”です。
大豆ハムのみを食べてみると、かまぼこのような練り物系の食感でした。
柔らかく、普通のハムと比べると噛み切りやすい印象である一方、多少の弾力は感じられます。
大豆ハム自体の旨みはさほど強くないものの、ソースと一緒に食べるとハムだと感じられました。
味としては、特製ソースがたっぷりかかっており、それで口の中が支配されました。
しかし、たっぷりの野菜とカリッとした衣の大きなハムカツでボリューム感には満足なバーガーでした。
代替肉部分がよりおいしくなれば、リピーターが増えるでしょう。
現在は販売が終了しましたが、コメダの次の代替肉メニューに期待したいです。
スターバックス「ソイハンバーグ イングリッシュマフィン」
4つ目はスターバックスが12月1日に発売した
「ソイハンバーグ イングリッシュマフィン」
です。
スターバックスでは今年3月に
「ハーブトマト&ソイハンバーグ フォカッチャ」、
さらに7月に
「グリル野菜&ソイハンバーグ フォカッチャ」と
ここ最近は季節ごとに代替肉を使用したフードメニューを発売しています。
そして今回はイングリッシュマフィンにソイハンバーグを挟んだ1品で、朝食にもぴったりとのことです。
スターバックスの代替肉を使ったサンドイッチとトルティーヤを食べてみた
この商品は卵、乳成分を使用しており、植物性100%ではありません。
価格は440円で、カロリーは344kcalです。
店内で食べる場合は、温めてもらうとマフィンがカリッと仕上がるのでおすすめです。
ミンチのような粒感をかなり感じるソイハンバーグでした。
粒は細かいものの、固すぎず柔らかすぎない絶妙な歯応えがありました。
代替肉パティにありがちなさっぱり感はなく、舌からは油分を感じ、ビーフのようなソイハンバーグでした。
ソースはまろやかで、ホワイトソースのような豆乳クリームがほうれん草とパティによく合います。
マフィンに塗られた粒マスタードも程よい酸味と食感を出していました。
肉を食べている感覚がしっかりある、リッチな味わいの代替肉商品でした。
食べ比べ
代替肉バーガーを4種類はそれぞれ4者4様で、ブランドの特徴が出たバーガーでした。
ドトールの「全粒粉サンドは大豆ミート~柚子胡椒豆乳ソース~」はお手頃な価格が特徴です。
また、ソースと大豆ミートパティの相性がバッチリで、代替肉を初めて食べる人にはぜひ試して欲しい一品でした。
モスバーガーの「グリーンバーガー テリヤキ」はプラントベースかつ野菜たっぷりなのが特徴です。モスが発祥といわれるテリヤキ味をプラントベースで再現したことがとてもうれしく、プラントベースの食生活を心がけている人には特におすすめです。
コメダ珈琲の「大豆ハムカツバーガー」はとにかくボリューミーでガッツリ系の味が特徴です。お肉を控えたいけどジャンクなものを食べたい人におすすめです。一方で、代替肉自体には改善の余地がありそうでした。(現在は販売終了)
スターバックスの「ソイハンバーグ イングリッシュマフィン」はリッチな味わいと肉感の強い代替肉が特徴です。お肉らしさを求める人におすすめです。
以下に4商品の満足度を比較した表をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください!
まとめ
以上、2021年下半期に発売された代替肉バーガー4種類の食べ比べでした。
来年も新たな代替肉商品の誕生や代替肉の進化に期待したいです。
それでは今日も食を楽しみ、人生も地球も豊かにしていきましょう!
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