【解説】ネパールの定番料理ダルバートとは? 食べ方やミールスとの違いなども

ネパールの定番料理ダルバートとは? 食べ方やミールスとの違いなどを詳しく解説! 解説

こんにちは!うーしーです。

今回はネパール料理「ダルバート」とはどんな料理かやその食べ方についてご紹介します!

これを読めば、ダルバートを食べに行った際の迷い・戸惑いがなくなるでしょう!

ダルバートとは?

ダルバートは一言で表すとネパールの定食です。
「ダル」(dal)は豆、「バート」(bhat)はご飯を意味するネパール語で、ネパールでは一般家庭で食べられる料理です。ネパール人の店員さんによると、現地では手で食べる料理のようです。

お米や豆スープ、炒め物、漬け物などがワンプレートで出されるのが基本です。
以下の写真がダルバートの基本構成です。

ダルバートの基本構成

ダルスープ・・・豆のスープ
バート・・・お米
タルカリ・・・ネパールカレー(具材がメインの煮込み)
アチャール・・・漬け物
サーグ・・・青菜のスパイス炒め

以上の内容に加え、パパド(豆のせんべい)がのっているお店も多いです。

パパドパパド

また、お肉(主にチキン)の入ったカレーが加わる場合や、そもそもタルカリにお肉が入っている場合があります。

ワンプレートで出される似た料理としてミールスがありますが、ミールスは南インド料理です。
ダルバートにはないものとして、ミールスにはカレーやスープには酸味のあるトマトスープ(ラッサム)、主食には揚げパン(プーリィ)や全粒粉の薄焼きパン(ロティ)、その他にはヨーグルトがつきます。


ミールス

 

ダルバートの食べ方

初めてダルバートを食べる人は「どの食べ方が正しいのか?」や「どの食べ方だとおいしく食べられるのか?」などと迷うでしょう。

そこで、数店舗で紹介されていたものを元に食べ方を紹介します。

まず、ネパリコのメニュー表に紹介されていた食べ方です。

次に、デウラリバッティのメニュー表や店内の壁に貼ってあった食べ方です。

以上より、次のような3ステップで食べるのがよいでしょう!

1.それぞれのおかずを味わう
2.少しずつお好みでご飯と混ぜ合わせて食べる
3.最後に全部混ぜて食べる

1.それぞれを味わう
最初は1つ1つの料理を単体で味わいましょう。
特にダルスープとタルカリはお店の個性が出ます。それぞれの味を楽しみましょう。

2.少しずつお好みでご飯と混ぜ合わせて食べる
次にお好みでそれぞれのご飯と複数の料理を混ぜ合わせながらいただきます。
このとき、小皿は大皿から出して、ご飯を広げると食べやすいです。
そして、チャツネ(オレンジ色のペースト)やチリペースト等で辛さを調節しましょう。
また、パパドがついている場合は小さく割って一緒に混ぜるとよいでしょう。
1つ1つを食べたときとは異なる味わいを楽しめ、飽きずにいただけます。

 

3.最後に全部混ぜて食べる
ご飯が残り半分くらいになったら、残ったスープ・タルカリ・アチャールなどを全て混ぜます。
よく混ぜてから食べるのがおすすめです。
それぞれのおかずの味が程よく主張し、重なり合って深い味わいとなります。

 

本格的なダルバートが食べられるおすすめレストラン

東京都内には本格的なダルバートを出すお店が色々あります。
また、ベジタリアン対応のものを提供するお店も多くあります!
以前記事にしたので、ぜひこちらを参考にしてください!

東京都内で本格的なおいしいベジダルバートを食べられるレストラン4選 500円台から食べられるインドカレー好き必見グルメ

まとめ

以上、ダルバートについてでした。

日本人が一般的に思い浮かべるカレーとは少し違いますが、アジア料理が好きな人や野菜が好きな人にはおすすめのグルメです!
また、肉ばかりの食事が続いて胃腸が疲れてきた方にも良いでしょう。

それでは今日も食を楽しみ、人生も地球も豊かにしていきましょう!

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